40代の憂鬱
私はやや機嫌が悪い。
今までブログでも社会生活においても、年齢の話題になると自らを”アラフォー”としていた。
しかし今年ついに40を超えてしまった。40前後ということでまだアラフォーでも通じそうだが、あわよくば30代後半に思われるんじゃね?的な下心を読まれそうで、いっそのこと自虐的に初老と言ってやろうと思っている。
かつては40も立派な初老だったろうが、平均寿命が高くなった今では初老は60過ぎあたりからだろうか。
で、なぜ私がご機嫌斜めなのかとういうと、こんな年になってまで、毎年8月にはあることを聞かれるからだ。
シンママはつらいよ
ひとり親家庭で収入の低い方は申請して児童扶養手当といういのをもらっていると思う。圧倒的に女性が多いだろう。
年に一度現況届を提出しないと継続して手当を受け取れなくなる。面倒くさいのが郵送では受け付けてくれず、市職員との面談が必須なのだ。(他の自治体はどうかわからない)
書類には家賃・収入・元夫に会う回数・子供との交流状況・家族からの援助・養育費などについて割と細かく情報を書く。
それに加えて面談だ。一応「失礼かとは思いますが・・・」との前置きがあるが、本当に失礼なことを聞かれる。
- 妊娠されてませんか?
- 今お付き合いされてる方はいませんか?
- 元ご主人とはどこで会われますか?
毎回聞かれるのはこんなところか。
最近じゃ高齢出産も珍しくないから40過ぎても聞かれるんだろうけど、もう10年近く私は妊娠の可能性があるようなお相手がいないのだ。
あー、不愉快だ。あー、ぷらいばしー!
いつも食い気味に返答してイラつきをアピールしている。(が、何のダメージも与えられていない模様)
改善求む
たまたま私は今休職中で時間が有り余っているが、仕事のある人は現況届のためにわざわざ休みとったり、休憩時間を潰して役所に足を運ばなければならないかもしれない。
時間も取られて、いやなこと聞かれて、それでも手当てがもらえないとやっていけないから仕方なく受け入れなければならない。
実際のところ、偽装離婚で手当てを不正に受給してるヤツもいるようなので、多少踏み込んだ質問もやむを得ないのか。でも不正受給するようなヤツは正直に答えるわけがない。
もう失礼な質問も受け入れるからせめて郵送OKにしてほしい。

シングルマザーをひとりぼっちにしないために~ママたちが本当にやってほしいこと~
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