貧困記事が気になる
日本には今たくさんの貧困問題があり、貧困じゃない人が対策を立ててますね。政治家や学者が語る貧困問題についての記事にはあまり興味がないけど、個人に焦点を当てた”実録!貧困レポート”的な記事はついつい読んでしまいます。
「こんなにも大変な人がいるんだ!うちはまだましな方だ」と少し安心したい思いもあるのかもしれません。
でもそれって貧困?って思うような生活でも貧困として扱われていると感じます。たとえば今日読んだ記事。
- 夫のギャンブル・DVにより離婚した12歳と9歳の子どもを持つ30歳のシングルマザー
- 正社員で働き収入は手取り14~5万
- 家賃5万
これで光熱費・生命保険・携帯代・食費などを払うと貧困ギリギリ生活で、子どもに好きなこともやらせてあげられないそうです。
児童扶養手当・児童手当を合わせると月20万くらいの収入になるのに貧困を語ってしまうのか。っていうか家賃高すぎじゃね?(って思ってしまうのは田舎者だからかな)
個人的に生活に困っていると感じたら誰でも貧困を語れるんじゃないだろうかと思ってしまいました。
今さらですが「貧困女子高生」バッシングの件
ニュース番組でNHKが取り上げた「子どもの貧困」問題に出ていた女子高生がたたかれたみたいですね。ツイッターから、お高いランチを食べてたり趣味に結構な出費をしてることがばれたようです。
私はその番組を見てないし、どんなバッシングを受けたのかも知りませんが、そりゃ貧困じゃないと言われても仕方ないわな、と思いました。
でもそもそも貧困って言葉自体、人によってとらえ方が違うんですよね。私は食べるものにも困るくらいの状態が貧困だと思ってた。だからうちはたとえ時給800円で月収10万以下の時でも貧乏ではあるけどまだ貧困ではない!と余裕さえ持ってましたよ。私が思い描いていた貧困とはいわゆる”絶対的貧困”っていうやつみたいです。
相対的貧困ってなに?
いま日本で問題になってる貧困問題ってのは、”相対的貧困”なんですね。これにはちゃんとした定義がありました。
「等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分に満たない世帯員」であり、この割合を示すものが相対的貧困率である。ただし、預貯金や不動産等の資産は考慮していない。
実収入-非消費支出=可処分所得
可処分所得÷√世帯人員=等価処分所得
・・・おバカにはちょっと難しいぞ!平均的な収入の半分にも満たない家庭が貧困と考えてよろしいか?
相対的貧困率で言うと日本では6人に1人が貧困だって!?うちも貧困に入れられてしまいました。へこむわ~。
貧困ですけど何か?
ただいま無職でバツイチで子持ちですけど別に生活に困ってませんけど~。子どもに何も習い事させてないけどかわいそうですか~?強がってないし・・・(;'∀')
さ~、明日も元気にハローワーク行ってこよ。