きっかけは新聞の折り込みチラシ
娘と一緒にお風呂に入っているとき、「母さんは女と男の真ん中?」と聞かれたことがあります。
貧乳のレベルを超えた無乳であるから娘が困惑するのも無理ないのですが、「○○が赤ちゃんの時にたくさんおっぱいを飲んだからしぼんちゃった(^^ゞ」とごまかしました。
本当は元からぺっちゃんこですけどね。
今でもコンプレックスには違いないけど、娘時代は整形しようかと思うほど悩みまして、とある広告チラシに飛びついてしまいました。
今から20年ほど前のお話です。
永久保証につられた
雑誌に載ってる広告は胡散臭いと思うのですが、新聞の折込チラシはまともなものしか入れないだろうとなぜかその時は思い込んでいました。
そのチラシの商品は、ザクロジュース!
胸のサイズがアップしなかったら効果が出るまで商品を送り続けます、という保証つきでした。
これが普通の通販のように注文する形ではなく、問い合わせの電話をすると営業担当者と思われる人が家までやってくるんですね。
当時実家暮らしだった私は、親に見られちゃやばい!ということで親が留守にしている時間を指定して来てもらいました。
なんとやってきたのは男性!いきなり「65のAカップですね」と言われ、赤面する私。
「この仕事してるとだいたいわかるんですよ。」となんだか得意げな営業マン。
だけどブラいらずの胸だから計測不能です。と心の中で言い返してた。
その場で契約してしまった(>_<)
あまりにも高額だったため、契約は渋ってたんですが、「早ければ早いほど効果的です!みなさん2カップは大きくなってます!」などとまくしたてられ、整形するよりは安いもんだ!とハンコを押してしまいました…。
利息のかからないギリギリの5回払いでした。
月々の支払い7万円也!
契約が済むと車内で待機してたらしい別の男性が商品をダンボールで持ってきました。
バイト掛け持ちスタート
ローンを払うためバイトを2つにしました。
1日12時間労働です(゚д゚)!
若かったので何とかなりました。
無事ローンを払い終えたころになっても、胸は相変わらず平らなまま。
もうザクロジュースもなくなってきたので追加で送ってもらうために電話を掛けました。
「お掛けになった電話番号は、現在使われておりません・・・」
思考停止
頭真っ白
あれ?私もしかして騙された?
空になったザクロジュースの瓶を割りまくったよね。
今では笑い話です
しばらく立ち直れなかったけど、高い勉強代を払ったと思ってます。
とりあえず人を見たら泥棒と思うことにしてますので(笑)
結局整形もせずに無乳のままだけど子どもも2人産めたしね~
若かりし頃のおバカな経験でした。