「子どもは貧乏だからこそ進歩する」って言ってた偉いさん
【スポンサーリンク】
貧乏に敏感
関心のあることというのは、自然と近づいてくるのか、自分が近寄って行っているのか、情報が入りやすいのでしょうか。特に貧乏関連の情報を集めたいわけではないのですが、私の貧乏センサーが反応してしまったんですね。
タイトルのとおり、「子どもは貧乏だからこそ進歩する」といった内容の発言をした市議のことがニュースになっていました。ここだけ切り取ってあーだこーだ言うのは良くないと思いますが、何しろニュース自体短かったのでこの前後の内容はわかりません。
だから私なりに思ったことを少し書いてみようと思います。
一部の子どもにしか当てはまらない
「子どもは貧乏だからこそ進歩する」と言うのは間違いではないかもしれません。貧乏をバネに頑張れる子、反骨精神のある子、頭の良い子、などはたとえ貧乏な家に生まれたとしても、将来貧乏から抜け出せる可能性がかなりあると思います。
ただそういう子供はごく一部だと思いますけどね。どうせはうちは貧乏だから、と人生を早くに諦めて、グレる子も多いだろうし、事件を起こしたり巻き込まれたりする可能性も高まるでしょう。
貧乏でポジティブな親ってなかなかいないですからね、親が貧乏で悲観的だと子どもにも伝染します。我が家もその辺りは危惧しているのですが、今のところポジティブ貧乏を演じています(^^;)
せめて教育だけでも支援して
子どもの貧困を問題にすると、必ずシングルマザーや、無計画に子どもを産んだことを責める輩がいます。それで自業自得だと言われるんです。100歩譲ってその意見を受け入れるとしましょう。だからその子どもも同罪だと言うのでしょうか。どんな生まれでも子供に罪はないですよ。
言葉は悪いですが、バカ親ってのはたくさんいると思います。子どものための手当ても自分に使ってる人も少なくないでしょう。(私も生活費には使いました・・・。)だから最悪現金は支給してくれなくてもいい。教育にかかるお金を無料にしてほしい。
これ、本当に切実な願い。義務教育と言っても高い制服やらなぜか学校指定の靴や鞄、体操服を買わされる。小学校はまだいいのだけれど、中学入学が恐怖です。入学時に一体いくらかかるのよ~!